家事や育児ができなくたってイクメンになれると思う
こんにちは!エビ子です!
夫婦で育休を取っているとママ友からよく言われるのは、『旦那さんは家事も育児もできてイクメンでいいね』です。このコメントからも、私の周囲の方々は、『家事・育児ができる=イクメン』と思っているようなのですが、それはイクメンの一面に過ぎないと私は思ってます。
会社では実務ができなくたって管理職になることは往々にしてある
会社では他部署から管理職が来ることなんて往々にしてありますし、その部署の実務ができない管理職はたくさんいます。ですが、実務ができないことは仕事ができないこととイコールなのでしょうか。
そんなことはありません。その部署の実務ができなくても、部署全体の実務を効率化して人件費削減を行い、成果を出す管理職はたくさんいると思います。また、世の中のパパの方々は実際にそのような業務の方はたくさんいるのではないでしょうか。
家事や育児はイクメンの必須要素ではないのではないか?
同じように家事や育児の実務ができなくても、家事や育児を効率化するという形のイクメンもあってもいいのではないでしょうか。また、更に他の形のイクメンがあってもいいように、家事や育児だけにフォーカスして囚われなくてもいいのではないでしょうか。
例えば、育児は妻にお任せするが、家事の一部(ゴミ出し)をお手伝いする形もあると思います。家事を効率化するための家電を導入するのもあるかもしれません。育児をシッターの方にサポート頂けるように準備するのもあるかもしれません。それだけでなく、離乳食や保育園、進学等の情報収集をしたり、その意思決定をサポートするような形もあってもいいのではないでしょうか。
そう考えると男性が必ずしも育休を長く取ったら良いということではなく、それがたとえ数日の育休であってもイクメンとして力を発揮する可能性だってあると思います。
イクメンになったら妻から感謝されるかどうかは別の話
これがこのブログ自体のテーマでもあるのですが、妻から感謝されるためにイクメンをやるというのは、必ず感謝されるとは限らないと思います。そもそも、何のためにイクメンをやるのでしょうか。イクメンはあくまで手段であって、目的ではないと思います。手段だからこそ、もっとイクメンにも多様性があっても良いと思います。
そして、イクメンの多様性があることによって、今よりもイクメンのハードルが下がって、男性の家庭への進出が進み、家族にも更なる多様性が生まれていって欲しいです。その家族の多様性を作っていく小さな小さな歯車の一部として、これからも『夫がイクメン過ぎて悩む』ことを発信していきたいと思います。
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